猫飼いが考えるカナガンキャットフードがオススメできる猫、できない猫

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どうも!猫を飼って10年になるキャビンです。

私は、お腹が弱いうえに飽き性な猫のために、ずっと成分や原材料、保証分析値を見てキャットフードを選んできました。

そして現在、慢性腎不全と診断された猫のために、療法食やら腎臓に負担をかけない一般の総合食など幅広く色んなエサを探しているところです。

今回はそんな私が考えた「カナガンキャットフードがオススメできる猫、オススメできない猫」についてまとめたいと思います。

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おかしな情報が出回っているので気を付けて

まずはじめに言わなければいけないことですが、カナガンのキャットフードをおかしな情報に乗せて紹介しているサイトがよく見受けられます。

まず、腎臓の悪い猫がカナガンのキャットフードを食べて良くなったという情報サイトがいくつかありますが・・・使われている写真は有名なうにちゃんのブログの写真の無断転載です。

猫を飼っていないのでしょう、情報の内容がおかしいです。

腎臓が悪いけど、カナガンを食べて治ったというのはさすがにおかしいです。腎不全は治る病気ではありません。だいたい、BUNやCreの血液検査の数値すら書いていません。

自分が飼っている猫の写真すらありません。

何も分からないまま病気の猫に普通食を勧めるというのは、猫飼いとしては非常に腹立たしい状態です。それもあってこういった記事を書くこととなりました。

ただもちろん、カナガン自体が悪いわけではないのです。

でも、選び方を間違えないようにということで、この記事で詳しく説明しようと思います。

※私は獣医師などではなく一般人ですので特別な知識はありません。色々調べているので猫のエサには詳しい方ではありますが。参考にする・しないは読者さんにお任せしています。あしからずm(_ _)m※

※今回この記事で詳しくチェックしていくのはカナガンのドライフードのみです。ウェットフードについては書いておりません(うちの猫がドライフードしか食べない子なので…)※

カナガンの原材料を詳しくチェック

まずは、カナガンの原材料から見ていきましょう。原材料は以下の通りです。

乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 25,000IU/kg、ビタミンD 1,730IU/kg、ビタミンE 320IU/kg)、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ

カロリーは100gあたり/約390kcalとなっています。

まず原材料についてですが、何を何%使っているかまで書かれています。

なかなか何%使用しているかまで書くメーカーは少ないですから、きちんとした会社だなという印象です。

使われている原材料もヒューマングレードですね。これは人間が食べられる高品質のもので作られているということです。

タウリンが配合されているのはいいポイントかと思います。猫は体内でタウリンを合成できませんから、餌かサプリで補うしかないですからね。

人工の添加物を使っていないのも、体にはいいと言えます。合成添加物なども腎臓で処理されますので、腎臓の負担になりますから。

尿路に配慮したハーブ類が入っているのも、こういったサプリメントを別途買う方もいるくらいなので、それを考えれば元から配合されているのはいいと思いますね。

原材料は総じていいという印象です。

総合栄養食、全ライフステージ対応って?

カナガンは総合栄養食です。総合栄養食というのは、これだけ与えていればOKという意味です。

猫の全ライフステージ対応とのことですが、これは仔猫から老猫までみんな食べられるという意味です。

グレインフリーってなに?

カナガンキャットフードはグレインフリーです。グレインフリーとは、穀物不使用という意味です。

猫は元々穀物を食べないので、猫の生態に合わせて穀物不使用にしているエサも現在では多く売られています。

グレインフリーのエサは穀物を使っていない分、肉や魚・脂肪の割合が多くなります。

これは「タンパク質・脂質・炭水化物」の3大栄養素から私たちも猫も栄養を得ているからで、どれかを減らすと、その分、どれかの割合を増やすことになります。

タンパク質を減らせば、脂質や炭水化物の割合が増える。脂質を減らせば、タンパク質や炭水化物の割合が増える。・・・ということです。

これら3つの栄養素は生きるために必要不可欠なので、必ず、どれかを減らした分、残り2つの栄養素を増やして補うことになります。

ですので、グレインフリーであればまず高タンパク・低炭水化物となるのです。

カナガンの保証分析値を詳しく分析してみた

カナガンキャットフードの保証分析値は以下の通りです。

粗たんぱく質: 37.00%
脂質: 20.00%
粗繊維: 1.50%
粗灰分: 8.50%
炭水化物: 19.21%
水分: 7.00%
オメガ6脂肪酸: 2.99%
オメガ3脂肪酸: 0.82%
カルシウム: 1.58%
リン: 1.40%
マグネシウム: 0.09%

粗タンパク質が37%と高めです。

仔猫や若い猫、筋肉質だったり運動量が多い猫には適しているかと思います。

ただ、タンパク質が高く、その分リンも高めです(肉や魚にリンは多く含まれています)。

猫はその生態から、腎臓をやられやすいです。

腎臓のネフロンという組織が人間や犬に比べて少なく、必要とするタンパク質が多めなため、腎臓に負担がかかりやすいです。

老猫になると慢性腎不全になる猫も多いです。うちの猫も10歳で慢性腎不全と診断されました。

それを考えれば、全ライフステージ対応とはいえ、腎機能の低下してきているシニア猫には、タンパク質もリンも多すぎると思いますね。

繊維質は1.50%と普通のエサなみか、少し低めです。

例えば長毛種の猫で毛玉対応となると繊維質が多いものを選ぶことになるのですが、毛玉対応のエサと比べればかなり少ない割合です。まあ毛玉対応のエサではないのでそれは当然ですが。

繊維質低めで脂質が20.00%と高めなので、軟便になってしまう猫もいる可能性があります。

脂質が多いと下痢や軟便になる猫は一定数いますので、飼い猫がそういう性質がないかチェックするといいと思います。1回試してみるっていうのも手ですけどね。

ちなみにうちの猫は下痢や軟便になりやすいのですが、繊維質多めで脂質低めだとコロコロウンチでした。

脂質が多すぎると軟便の時もありましたが、高消化性のタンパク質を使用したエサの場合、もしくは乳酸菌サプリをあげている場合は普通に健康な便が出ていました。

オメガ6脂肪酸が2.99%、オメガ3脂肪酸が0.82%配合されています。

このオメガ3と6の脂肪酸は猫用のサプリにもありますが、基本的に美しい被毛や、炎症を抑える作用があるとされています。

そして腎臓に負担がかからないようにする作用もあるのではという考えも最近出てきていて、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸のサプリで腎不全の数値の改善が見られたと言っている飼い主さんもいらっしゃいます。

ただ、カナガンは高タンパクですので、腎機能が弱った猫にはオススメはできないです。そういった場合はサプリで摂取するといいかと。

でも腎臓に問題がない猫であれば、餌にオメガ3や6脂肪酸を入れてくれているというのは、いいと思います。体にはいい成分ですから、入っていないものに比べたら入っている方がいいです。

カロリーは100gあたり約390kcalです。猫のエサの中では高カロリーです。

ただタンパク質が筋肉になって熱量が使われてけっきょく太らないとか、栄養分が足りていれば猫は無駄に沢山エサを食べないとかいうこともありますので、だからと言って必ずカナガンを食べたから太るとは考えられません。

炭水化物が多いせいで脂肪が付くということもあるので、一概には言えません。

ただ、カナガンをあげてもバクバク沢山エサを食べちゃう食いしん坊の猫さんで運動量も少ないという場合、カロリーが多くて太る可能性があります。

私のカナガンキャットフードの総評

私の総評としては、カナガンは・・・

・6歳以下の若い猫にはオススメ

・仔猫の時期は高タンパクのエサで問題なく、カナガンの原材料の品質は良いと思うので仔猫にはオススメ

・筋肉質な若いオス猫や運動量の多い外飼いの若い猫、室内飼いでも運動量が多い若い猫にはオススメ

・運動不足や肥満気味の猫にはカロリー多すぎと思う
(ただ猫によっては、カナガンで栄養が足りたので不必要にたくさんエサを食べなくなって太らなくなるという可能性もあるといえばある。炭水化物でかさ増ししている場合、栄養が足りなくて異常に餌を欲しがる場合もあるので)

・7歳以上のシニア猫は腎機能が低下してくると考え、オススメできない

・高脂肪だと下痢や軟便になる子にはオススメできない

・長毛種なので毛玉対策のエサを食べさせたいという場合は、粗繊維がもっと高い餌がいい(粗繊維5%以上など)

・腎臓がもともと弱い猫、血液検査でBUNやCreの数値が基準値ギリギリの高さの猫にはオススメできない(腎機能の弱い猫には低タンパク、低リンのエサがいい)

・・・という感じです。

カナガンキャットフードが気になる方や詳細をもっと詳しく見たいという方は、こちらで詳細をチェックしてみて下さい⇒『カナガンキャットフード』

今まで色んなエサを世界中から買っては試して猫の様子を見てきてますので、少しでも餌選びの参考に慣れれば幸いです。

それでは。

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