猫飼いが考えるシンプリーキャットフードがオススメできる猫、できない猫

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どうもこんにちは。キャビンです。

私は猫と暮らし始めて10年以上になりますが、愛猫はお腹が弱く、好き嫌いが激しく、持病もあったため、エサにはかなり気を使ってきました。

海外製のプレミアムフードだけでも、20種類以上は試してきました。

そんな私がキャットフードを選ぶ際に気にしているのは、原材料と成分分析値です。

今回は『シンプリー』というプレミアムキャットフードについて、原材料と成分分析値から、どんな猫に合うか・どんな猫には合わないかをまとめたいと思います。

シンプリーの原材料を読み解く

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まずは、どんな食材を使って作られているのかを読み解いていきたいと思います。

原材料名

骨抜き生サーモン(31%)、さつまいも、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、じゃがいも、サーモンオイル(8,1%)、乾燥白身魚(6,5%)、生マス(4,65%)、サーモンスープ(2,3%)、ミネラル、ビタミン、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、ほうれん草、回想、カモミール、ペパーミント、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク

どの食材が何%使われているかまで書いてくれているのは、消費者に親切だと思います。なかなかここまで表記する会社って、無いですからね。

また、保存料・調味料・着色料が使われていないのも良いポイントですね。
(※保存料としてミックストコフェロールが使われていますが、ビタミンEなので安全)

国内で売られている安価なキャットフードには、着色料を使用しているものも多いです。でも猫にそんなものいりませんよね。やはり着色料は使っていない方がいいと思います。

また、魚副産物は一切使われていないとのことです。

原材料名に「○○副産物」と書かれている場合は、不要な臓物部分を使用している場合がありますので、「○○副産物」と書かれている材料が入っている時には、注意したいところです。

サーモンの占める割合がかなり高いですね。

グレインフリーといって、穀物ゼロなので、その分タンパク質の量が上がっています(これについては後ほど解説します)。

全体的に見て、使われている材料はグレードが高いものだと感じました。

ただ、猫の餌で大事なのは、もちろん素材も大事ですが、成分分析値が一番大事です。何をどれくらい配合しているか、ということですね。

次は、分析値を詳しく見ていきたいと思います。

成分分析値から見えてくること

では、シンプリーキャットフードの分析値を見ていきましょう。

成分分析値

粗タンパク質37,00%、脂質20,0%、粗灰分9,50、粗繊維1,50、水分7%、オメガ6脂肪酸1,33%、オメガ3脂肪酸3,89%、リン1,32%、マグネシウム0,13%、カルシウム1,89%、カリウム0,59%

エネルギー100gあたり約380kcal

ちなみにどのキャットフードも、だいたいパッケージの裏にこの分析値が書かれていますが、『保証分析値』と書かれる場合もあります。どちらも一緒です。

まずシンプリーの大きな特徴ですが、グレインフリーであるということです。

グレインフリーというのは『穀物不使用』という意味です。

猫は元々肉食獣です。ということは、肉を食べてきている訳で、穀物を消化するのに適していないという考え方があるのです。

なので、穀物を排除したエサをやることこそ、猫本来の生体に合っているのではないかということです。

猫に合っているから猫にいいんだ!と思う方も多いんですが、ここはもっと深く掘り下げてみましょう。それによって、どの猫に合うか合わないかが分かるようになってきます。

グレインフリーと高タンパク質の関係とは

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私たち人間もそうですし、猫もそうなんですが、生きるために必要な栄養素を主に3つの栄養素でまかなっています。

『タンパク質・脂質・炭水化物』です。

基本的な成分がこの3つで占められていて、残り数%がミネラルなどになります。

穀類には炭水化物が多く含まれています。ですので、穀物不使用となると、炭水化物の量が減ります。

炭水化物の量が減った分は、脂質もしくはタンパク質で補わなければなりません。でないと必要な分の栄養素が足りなくなってしまうからです。

3つの栄養素のうち、どれかが減れば残りのどちらか・もしくは両方を増やさなければなりません。

だからといって、脂質を高くしてしまうと太りやすくなってしまいますよね。少量でもカロリーが高いですから。

ですので、グレインフリーの場合は粗タンパク質の割合が増えるんです。

年齢で適しているか適していないかは別れると思う

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シンプリーは、全猫種・全年齢に対応していると書いてあります。

ただ、私としてはシニア猫にはシンプリーは合わないと考えます。理由は、高タンパクだからです。

猫を飼っている方ならご存知だと思いますが、猫は慢性腎不全になりやすいです。老猫になると慢性腎不全になる子がとても多いんです。

腎臓病の場合、摂取するタンパク質を減らすことが大切です。

シニア猫に慢性腎不全の子が多い。そして、腎不全に高タンパクは危険。それを考えると、7歳を過ぎたシニア猫にはシンプリーは合わないと私は考えます。

シニア世代になれば、粗タンパク質が低めのシニア向けキャットフードにした方がいいかなというのが私の考えです。

(あまりにタンパク質を低くし過ぎると毛ヅヤが悪くなる場合もありますので、分析値を見つつ調節するか、今までのフード+シニア用フードの2種類の餌を混ぜてみるなどするといいかと思います。分からない場合はシニア向けと書かれているものを選んでみましょう)

もちろん、慢性腎不全の猫さんには高タンパクフードは厳禁ですので、与えないようにしましょう。

逆に、オス猫で筋肉質な子だったり、運動が大好きな猫、仔猫~若い猫の場合には、こういったグレインフリーのキャットフードは問題ないと思います。

グレインフリーのフードで毛ヅヤが良くなるという話はよく聞きますし、筋肉質の量が増えて引き締まったという話も耳にします。

カロリーは高めですが、グレインフリーフードの場合、必要量を食べれば満足するため少食になり、結果太ることはないということが言われています。

ただずっとご飯が食べていたいという猫(例えば運動嫌いだったり、いくら食べてももっと餌を欲しがる猫さんです)にはカロリーが高いので、太る場合もあると思います。

どんなタンパク質なのかが大事

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現在キャットフードに表記されている「粗タンパク質」には、実は、動物性タンパクだけでなく、植物性のタンパク質も含まれています。

猫は肉食ですので、消化しやすいのは動物性たんぱく質なんです。

シンプリーの場合、原材料のところにサーモンが何%などと書かれていましたね。

なかなか何%使っているかまで表記することは珍しいのですが、動物性の原材料だけでもこれくらいあります↓

「骨抜き生サーモン(31%)、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、サーモンオイル(8,1%)、乾燥白身魚(6,5%)、生マス(4,65%)」

粗タンパク質の中に占める動物性たんぱく質の量は、かなり高いというのは間違いないですね。

ですので、猫にとって消化がいい(消化率が高い)というのは本当だろうなと思います。

高タンパクのフードを選ばれる飼い主さんもおられますが、できれば粗タンパク質の中のどれくらいの割合がそう物性たんぱく質なのかまで調べてみるといいかと思います。

ハーブやクランベリー、オメガ脂肪酸は良い成分

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クランベリーにはキナ酸が含まれていますので、尿のphの安定にはよい成分だと思います。

オリゴ糖が2種類入っていますが、猫の場合も人間と同じで、腸内環境を整えることはとても大事です。なので、オリゴ糖が入っているというのはいいと思いますね。

毛玉をうまくウンチに出すという意味でも、腸を健康に保つことは大切です。

私としては、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸が入っているのがすごくいいなと思いました。

オメガ脂肪酸は、サプリとして猫に与える方も多い成分です。

というのも、猫も犬もそうなんですが、体内でオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は、合成できないんです。ですので、食事から摂り入れなければいけないんですね。

「必須脂肪酸」とも呼ばれるほど大事な成分ですので、それがエサに入っているというのはいいなと思いました。

サプリで別途買うと高いですから……。

まとめ:こんな猫に合う・合わない

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私の総評としては、シンプリーは・・・

お勧めできるのは……

・6歳以下の若い猫

・仔猫(仔猫の時期は高タンパクのエサで問題なく、シンプリーの原材料の品質は良いと思うので)

・筋肉質な若いオス猫

・運動量の多い外飼いの若い

・室内飼いでも運動量が多い若い猫

合わないと思うのは……

・運動不足や肥満気味の猫
(ただ、必要な分の栄養素を摂取すると満足して、必要以上に餌を食べなくなるとも言われています。炭水化物でかさ増ししている場合、栄養が足りなくて異常に餌を欲しがる場合もあるという話もあります)

・7歳以上のシニア猫(腎機能が低下してくると考え、オススメできない)

・高脂肪、もしくは繊維の量が少ないと下痢や軟便になる子

・腎臓がもともと弱い猫、血液検査でBUNやCre(クレアチニン)の数値が基準値ギリギリの高さの猫(腎機能の弱い猫には低タンパク、低リンのエサを与えましょう)

公式サイトには、もう少し詳しい話や口コミなども載っています。

気になる方は公式サイトでチェックしてみて下さい⇒シンプリーキャットフード



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